2008年12月12日
高性能と低価格でバツグンのコストパフォーマンスを誇ったXPS 420は、2008年12月に、XPS 430へとモデルチェンジ。
旧モデル以上の高性能と、より一層のコストパフォーマンスなど、お手軽価格のハイスペック・パソコンです。
アレコレできる余裕の性能
XPS 430に搭載される「Intel Core 2 Quad」プロセッサは、1つのCPUにコアと呼ばれる処理回路が4つ内蔵されているものですが、デュアルコアの「Core 2 Duo」を倍にしたものと言ったほうがわかりやすいでしょう。
コアの数が多いほどたくさんの命令や大量のデータを分散して処理することができるため、複数のアプリケーション・ソフトを同時に利用したり、グラフィックやサウンドなど大きなデータを扱うときにスムーズな動作が可能です。
例えば地デジを受信しながら画像編集を行ったり、動画を観ている間にウイルス・チェックをするなど、XPS 430は同時にいくつものことをストレスなく行うことができます。
そうした場合に重要なのが、タップリ大容量のメモリがあること。もしメモリが少ないと、データはハードディスクに保存されるため、読み書きのスピードが遅くなってしまいます。
Windows Vistaになってから2GBのメモリが主流になりましたが、その半分はVistaが使ってしまうため、最近は4GBのメモリを搭載しているモデルが増えました。ところが実際に使えるメモリは3GBほどしかありません。残りはムダに余ったままになっています。
その原因は32bit版のWindowsにあります。一般向けのWindowsは多くがこの32bit版ですが、せっかく4GBものメモリを積んでも、OSが使える量に制約があるため残りのメモリは余ったままになってしまいます。
軽い使い方なら3GBでも充分過ぎるほどなんですが、このXPS 430を使うほどのユーザーは、ハードな処理を同時に行ったりすることが多いので、もっとメモリを!と思うときも多いでしょう。
そんなときにタップリ大容量のメモリを使いこなしてくれるのが、64bit版のWindowsです。
64bit版のWindowsなら使えるメモリはド~ンと増えて「Home Premium」は16GB、「Ultimate」なら128GBくらいまで使えるようになります。
但し私たちのような個人ユーザーにそんなに多くのメモリは必要ないでしょうし、お金もタップリかかるので、今のところXPS 430でも8GBまでしか用意されていません。
でもこれで3GBの壁を突き破ることができるので、たいていのことには遅い!なんて絶対に思わないはず。少なくともXPS 430が壊れるか買い換えるまで、不満を感じることはないでしょう。
さらにXPS 430に使われるメモリは、DDR-3という高速になった新しいタイプなので、実際には容量の拡大よりも、スピードの速さのほうが恩恵を感じられるかもしれません。
旧モデルのXPS 420は「Core 2 Quad」プロセッサを搭載しても10万円台前半というバリュー・プライスで人気でしたが、今回のXPS 430は性能がアップしてのに価格が更にちょっと下がったため、コストパフォーマンスは旧型以上に高いモデルです。
もしそんな高性能なパソコンはいらないと思っていても、次に買い換えるまでの数年間は不満を感じることはないでしょうから、「普通の」ユーザーにとってもメリットは多いはずです。
標準で地デジチューナーが付いていたり、オプションでブルーレイ・ドライブも選べるので、それだけでも買っとく理由には充分ではないでしょうか?

