2008年12月 2日
Vostro 420は映像やサウンドを扱うクリエイティブな業種に人気を得ていた、旧410からモデルチェンジ。
「Intel Core 2 Quad」や拡張性の高さは受け継ぎながら、新型「Intel G45 Express」チップセットの採用によって、基本性能が向上しています。
今回行われたVostroデスクトップのモデルチェンジは、いずれも旧機種の持ち味は活かしたまま完成度を高めた内容となっていますが、Vostro 220タワーと220Sミニタワーがデビューから1年余り経って初のモデルチェンジとなったのに対し、こちらの420は400、410に続いて早くも3代目と、ハイペースに改良を重ねています。
Vostro 400~420シリーズは事務処理系にもよく使われる200~220シリーズに対して、グラフィックやサウンドと言った処理性能が要求される業種で使われるため、グラフィックやプロセッサのグレードアップが業務の効率に直結するためでしょう。
旧Vostro 400から410へのモデルチェンジでは部分的にパーツを強化した対処療法的だったのに対して、今回はシステムの中核となるチップセットのリニューアルがメインとなり、目立った変更よりも全体的な底上げに重点が置かれています。
旧410から420への主な変更点
今回のモデルチェンジでは、どこが変わったのかを表にまとめました。
| Vostro 410 | Vostro 420 | |
|---|---|---|
| チップセット | Intel G33 Express | Intel G45 Express |
| ビデオ |
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|
| HDD | 750GB×4(3TB) | 1TB×4(4TB) オプションでRAID1選択可能(同容量HDD2台選択要) |
| 拡張スロット |
|
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| ポート | USB:8個(前面4、背面4) | USB:10個(前面4、背面6) eSATA PS/2 DisplayPort |
新チップセットのG45 Expressは内蔵グラフィックが向上しているのが売りですが、420を使うユーザはビデオカードを装着することが多いでしょうから、あまり関心はないかもしれません。
それでもCPUとメモリ間の遅延が改良されたり、今後ディスプレイ接続の標準規格になりそうなDisplayPortへの対応など、注目する点があります。
細かな点ではマウスやキーボードが従来のPS/2でも接続できるようになったことや、外付けHDDとの高速通信ができるeSATAの装備、USBポートとPCIの数が増えているなどの変更点があります。
ドライブやメモリなどはユーザーでも増設・交換はできますが、チップセットとなると簡単に交換するというわけにはいきませんし、何よりせっかくのサポートが受けられなくなります。
今回のVostro 420は、派手なモデルチェンジではありませんが、基本的なレベルが向上しているのが大きな特徴です。旧410から慌てて買い換える必要は少ないでしょうが、初代400MTを使用しているユーザーにとっては、いい機会になりそうです。

