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Studio XPS 8100 再登場後も根強い人気

2010年1月27日

Dell Studio XPS 8100は2010年1月に、旧モデルのStudio XPS 8000からリニューアルして新発売。デュアルコア版のIntel Core i5 650が追加されたことで、チップセットも変更されています。

Studio_XPS_8100.jpg

ただ実質的な標準構成はCore i7 800番台のままなので、旧モデルの8000との違い、または価格的に競合するStudio XPS 9000との違いがわかりにくい機種でもあります。

そこでこのページでは

  • Studio XPS 8100は8000からどこが変わったのか?
  • さらにStudio XPS 8100とStudio XPS 9000の違い

を、いくつかのポイントに絞って比較します。

旧モデルStudio XPS 8000からの変更点

まず旧モデルとの違いをおさらいすると、Studio XPS 8100と8000との主な違いは以下の2点です。

  • 新登場のIntel Core i5 650が追加
  • Core i5 650に合わせてチップセットはインテル H57 Expressに変更

CPUは旧8000から継続して、クアッドコアのCore i7 800番台とCore i5 750、そして新たにデュアルコアのCore i5 650が追加されました。※CPUの種類は発売開始の2010年1月現在です。

ちなみにStudio XPS 9000に搭載されているCore i7 900番台とStudio XPS 8100の800番台はソケット形状が異なるので互換性はありません。

Studio XPS 8100に追加されたCore i5 650はデュアルコア・プロセッサにハイパー・スレッディングを備えたもので、同時にデビューしたCore i3の上位モデルになります。それぞれのCPUについては下の比較表をご覧ください。

Core-i-hikaku.gif

また追加されたデュアルコアのCore i5 650に対応するため、チップセットが下位のCore i3にまで対応するインテル H57 Expressに変更されました。

Core i5 650の存在価値に疑問

今回のモデルチェンジは追加されたデュアルコア版のCore i5 650も選択できるように、下位互換性を広げた内容となっています。ただStudio XPS 8100を購入するユーザーが敢えてCore i5を選ぶかが疑問です。

Core i5 650はクロック数こそ3.20GHzと高いものの、デュアルコアならStudio XPS 8100とInspironの中間的なモデルを出したほうが、ラインナップとしてはスッキリする気がします。

Dellも今のところStudio XPS 8100はCore i7 860搭載パッケージばかりで、Core i5は積極的に売る気はないようです。もしCore i5を選択するとしても、価格が高い自由構成を選ばなければなりません。この場合、本体だけで11万円台もするので、わざわざ選ぶ人は絶対いないでしょうね。

そもそもデュアルコアで十分というユーザーは、最初からCore i3搭載のInspironシリーズを選ぶでしょうから、仕様変更までしてCore i5 600番台に対応させた意味は無いように思えます。逆に言うと旧モデルの8000を買った人は、ガッカリする必要はないとも言えますね。

Studio XPS 9000との比較

Studio XPS 8100と9000、どちらを選ぶか?

強いて言えば、画像・動画・音楽などの制作・編集作業がメインならStudio XPS 9000のほうが若干適しています。

搭載されるCPUはCore i7 900番台と一世代前の設計となりますが、電源容量がStudio XPS 8100の350Wに対して475Wと大きいため、ターボ・ブーストをガンガン効かせたり、ハイパー・スレッディングに対応したグラフィック・サウンド系のソフトウェアを常時使うような用途なら9000のほうが余裕があります。

こうした用途が中心ならドライブ類の拡張性も重要なポイントになるので、ケースの巨大さには目をつぶってでも9000のほうがいいでしょう。

Studio XPS 8100と9000 大きさの比較
Studio XPS 8100Studio XPS 9000寸法差
186mm198mm12mm
奥行き455mm528mm73mm
高さ408mm493mm85mm

対してStudio XPS 8100は、もっと幅広い用途に使いたいユーザーに適しています。画像や映像の編集などもするけれど、オフィスソフトを使ったりインターネットを観る時間も長いなら、標準的なボディサイズで電力消費も少ないStudio XPS 8100のほうが向いています。

Core i7 800番台と900番台の比較
Studio XPS 8100Studio XPS 9000
Intel Core i7-860 プロセッサー
(2.80GHz, 8MB L3 キャッシュ)
HT有効時:最大3.46GHz

TDP:95W
Intel Core i7-920 プロセッサー
(2.66GHz, 8MB L3 キャッシュ)
HT有効時:最大2.93GHz

TDP:130W

注目ポイントはCore i7 860のクロック数です。定格クロック数では両者とも若干の差ですが、ターボ・ブースト状態になるとi7-860搭載のStudio XPS 8100が大差をつけています。

この違いはターボ・ブーストの上昇率の違いで、Studio XPS 8100のi7-860はフルブースト時に1コアだけが最大133MHz×5倍まで上がるのに対して、9000に搭載のi7-920は1コアのみ133MHz×2倍まで。これもちょっと分りにくいので表をご覧ください。

ターボ・ブースト時の各コアのクロック数
Core i7 860Core i7 920
1-1-4-51-1-1-2

Studio XPS 8100に搭載のCore i7 800番台は、ターボ・ブースト時に1つのコアが最大5段階まであがると、もう1つのコアが4段階まで、残り2つのコアはそのまま定格クロック数を維持。

Studio XPS 9000に搭載のCore i7 900番台では、1つのコアだけが2段階あがって、残り3コアはそのままです。

但しターボ・ブーストはCPUの発熱量や電圧に余裕があるときという条件付ですから、常に860が5段階までアップするわけじゃありません。

普段の用途がマルチメディア系中心で、マルチスレッド状態がフル稼働という使い方なら電源に余裕のある9000のほうが適していますが、多くのソフトウェアはまだシングルコア状態でクロック数が高いほど高速になるので、Studio XPS 8100のほうが速さを実感できる機会は多いかもしれません。

また消費電力にも違いがあります。Studio XPS 8100に搭載のCore i7-860のTDP(最大放熱量)は95W、9000に搭載のCore i7-920のTDPは130W。35WほどStudio XPS 8100のほうがエコですね。

オールマイティーに使うなら、Studio XPS 8100がドンピシャな一台

ここまできて今さら言うのもなんですけど、実際にはStudio XPS 8100と9000では、どちらを選んでも大差ないというのが本音です。比較した数値はあくまで理論値ですし、ターボ・ブーストが威力を発揮する状況も限定的です。

どちらも処理性能は非常に高いので、8000を買ってからやっぱり9000にすればよかった!ということはないでしょう。どちらを選ぶかはやっぱり、高い拡張性が必要か?がポイントになると思います。

Studio XPS 8100と9000 3つのポイントを比較
Studio XPS 8100Studio XPS 9000
HDD2基搭載可能3基搭載可能
メモリ4スロット
最大:16GB (4GBx4)
6スロット
最大:24GB(4GB x 6)
電源350W475W

HDDの増設が可能な台数は、Studio XPS 8100が3.5インチベイ×2基に対して9000は3基。

メモリはチップセットの違いによってStudio XPS 8100はDDR3-1333のデュアルチャネルが4枚(2セット)に対して、9000はトリプルチャネルで6枚(3セット)装着可能となっています。ただ実際には6GBほどあればたいていの用途には十分でしょうが。

ちょうどいいのは、やっぱりStudio XPS 8100

Studio XPS 8100と9000、両者をベンチマークでテストすれば細かい違いはたくさんあるでしょう。またここに掲載した以外にも違う点は多々あります。でも実際に私たち個人ユーザーが普段使うぶんには、処理性能の差はどちらも大差ありません。

グラフィックやサウンド系の処理が中心で、とにかく余裕のあるポテンシャルが必要なら9000をチョイス。インターネットやゲーム、時にはホームビデオの編集もというオールマイティーな使い方なら、標準的なボディサイズで消費電力も低いStudio XPS 8100のほうがベストバランスです。

実際の売れ行きも9000よりStudio XPS 8100のほうが人気を得ていますし、さらに今後はCore i5 750(クアッドコア)がキャンペーン価格で出てくると狙い目です。ハイパー・スレッディングはありませんが、そのぶん価格的にInspironシリーズと比べて買い得感は高くなるかもしれません。

多分Dellは今のところ、単価の高いCore i7を中心に売りまくって、落ち着いてきたらCore i5搭載パッケージもキャンペーンに出してくる気がします。しばらく様子見という方は、時どき下記のキャンペーン情報をチェックしてみてください。

今回リニューアルされたStudio XPS 8100は、特に数年ぶりにパソコンを買い換える人に是非選んでほしい一台です。FSBよりも高速なバスやメモリコントローラ内蔵のCPUなど、以前のIntel製プラットホームとは格段の違いになっています。

次に買い換えるまで不満のない快適な使い心地を得るなら、このStudio XPS 8100がDellのベストバイモデルです。

Studio XPS 8100 キャンペーン情報

ボーナス時期には売れに売れたStudio XPS 8100。
買い得感の高い好条件が続いている今がチャンスです。

ビデオ・写真編集対応パッケージ

Adobe Photoshop & Premier Elements付属でクリエイティブな用途にピッタリ構成。

デル ST2410 24インチワイドTFT液晶モニタ

Windows 7 Home Premium 正規版 64ビット
インテル Core i7-870 プロセッサー (2.93GHz, 8MB L3 キャッシュ)
4GB (2GBx2) デュアルチャネル DDR3-1333 SDRAM メモリ
1TB SATA HDD (7200回転)
ブルーレイディスクドライブ (Roxio Creator 10 Premier BD 付属)
ATI Radeon HD 5770 1GB (DVIx2/HDMI/DP)

149,980円 送料無料 <9/7時点>

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構成内容や価格はその都度変更されますので、最新情報はStudio XPS 8100の詳細からご覧ください。

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